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中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)最新情報

RSJ
Ronald St. John
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中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)最新情報

新型コロナウイルス(現在は中東呼吸器症候群コロナウイルス、またはMERS-CoVと呼ばれています)は、全世界で合計44名に感染しています。ヨルダン、カタール、チュニジア、アラブ首長国連邦、ドイツ、イギリス、フランスから症例が報告されています。チュニジア、イギリス、フランスでの最初の症例は、いずれも中東地域への渡航歴がありました。30件の症例を抱えるサウジアラビアが最も大きな影響を受けています。死亡者は23名にのぼり、その多くは慢性疾患を抱える高齢者でした。

このウイルスについては(例:発生源、どの動物が宿主となるかなど)不明な点が多く残されていますが、現時点では、ごく限られた濃厚接触者以外への感染拡大は確認されておらず、サウジアラビアの小規模な病院での集団感染事例において、厳格な感染予防策を講じていなかった医療従事者への感染が1例報告されているのみです。

サウジアラビアは、MERSウイルスに感染している可能性のある動物から採取した検体を、感染源を特定するため米国に送り検査を行うと発表しました。

症例が報告されている国々へ渡航する旅行者へのリスクは極めて低いと言えます。このウイルスに感染するためには、長時間にわたり感染者と同じ狭く閉鎖された空間にいるなど、濃厚な人的接触が必要であることが示唆されています。世界保健機関(WHO)は、渡航制限を一切推奨していません。